診察室に呼ばれ最初に医師から、前の健診からとくに変わったことがなかったか、体調は悪くないか、今心配なことがないかなどをお聞きします。
子宮底長の目安はおおよそ[妊娠週数-(2~5)]cmですが、個人差も大きく、測定者、測り方によっても誤差もあります。
足のすねや甲を指で押してチェックします。浮腫があっても、血圧が正常で尿も通常に出ていれば、問題ないことがほとんどです。
妊娠初期は腟から、中期はおなかの上にプローブをあてて子宮内の様子を主に観察します。胎児の位置(頭位・逆子)、発育、形態、羊水量、胎盤位置などを確認。頻度は施設により異なり、毎回超音波検査をする施設も多いです。
初期は血液型、貧血、風疹抗体の有無、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIV(エイズ)、トキソプラズマ抗体、不規則抗体、T型白血病(ATL)など。中期、後期は貧血検査などをおこないます。
経腟超音波が一般的になり、初期の内診は少なくなりました。後期は子宮口の状態、児の下降などをチェックします。
ひととおりの検査が終わったあと説明をいたします。気がかりなことは遠慮なくご質問ください。
気がかりなことは遠慮なくご質問ください。
気がかりなことは遠慮なくご質問ください。
女性の体はとてもデリケートです。ホルモンの影響などによって年齢とともにさまざまな変化がみられます。女性の変化の過程のなかで起こる「気になる症状」や「病気」などを診断・治療するのが婦人科です。肩こりや貧血などの症状も女性ホルモンのバランスが原因となっている事もありますので、まずは婦人科に相談をおすすめします。
検査をして異常が認められなかった場合でも、専門の科を紹介するなど、婦人科一般外来は大切な役割も果たしています。
子宮筋腫、子宮内膜炎、子宮内膜症、子宮膣部びらん、 子宮頸管(けいかん)ポリープ、子宮がんなど。
卵巣機能不全、卵巣のう腫、卵巣腫瘍(しゅよう)、 卵巣炎、卵管炎、卵巣がんなど。
膣炎など。
外陰炎、外陰掻痒(そうよう)症、外陰潰瘍(かいよう)など。
乳腺(にゅうせん)症、乳腺腫瘍など。
婦人科検診とは、子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮頸癌、子宮体癌、乳癌など女性特有の器官に現れる病気の早期発見を目的とした検査を指します。婦人科や産婦人科で主に20〜30代の女性を対象に行われます。
不妊症の原因を探る検査を十分に行ったうえで、タイミング指導をはじめとした患者様ひとり一人の状態に合わせた不妊治療を実施します。必要があれば、人工授精にステップアップして妊娠を目指します。
その他、各種検診もおこなっております。お気軽にご相談ください。
思春期においては、からだの変化に伴い、異性や性への関心、自分自身のからだへの関心が高まります。本人自身や親の悩みも多く、誰にでも相談できるものではありません。 また、避妊に関すること、婦人科疾患や更年期に起こる障害など、年齢を問わず、女性ならではの悩みはさまざまです。